環境問題:地球温暖化~ポジティブフィードバック

「環境問題:地球温暖化~ポジティブフィードバック」

こんばんは

今夜はうさぴょんさんからコメントいただいた地球温暖化~生態系に関連したことを。

2007年にIPCC(気象変動に関する政府間パネル)第4次評価報告書が発表されたことはご存知のことと思います。

そこでは、現在の気候システムの温暖化には「疑う余地がない」と評価されるに至ったということです。これまでは可能性が高いという表現だったようですが、今回、IPCCが行ってきたシュミレーションと現実の気候変動がほぼ一致したことから、このようなほぼ断定的評価に至ったようです。

この報告書により、もはや懐疑論を持ち出す余地はなくなったと言われています。


では、温暖化の影響はどの程度のものなのか。
この10年で抜本的な対策とその効果がなければ、破滅的影響が生じるとされています。

ほんとかよって感じですよね。

たしかに、冬はあたたかくなっているし、夏は異常に暑いし、温暖化の影響があることはわかりますが、そんなに急激な変化とまでは思えないというのが正直なところではないでしょうか。

でもそうとばかりは言ってられない予測もあるようです。

それがポジティブフィードバックの議論。

日本を例にとった話を聞きました。

日本全体の一年間の平均気温は、もっとも寒い地域が平均5度、逆に暑い地域が平均18度。
その間の距離は、およそ1850㎞だそうです。
とすると、1度あたりの距離は約130㎞。130㎞動くと、平均気温が1度変わるというわけです。

ところで、IPCC報告書によると、最近50年間で、10年あたり0.13度の気温上昇があったとのこと。

これを先ほどの日本の距離に当てはめると、1年あたり1.7㎞ずつ気候がずれているということになります。
そうすると、いろんな生物の生息可能域も1.7㎞ずつ北方にずれていくことになります。

その結果どうなるか。
動物や昆虫ならば生息可能域に自ら移動すれば、まだなんとかなります。
しかし、植物とくに樹木はそうはいきません。
いま生えている地域はいずれ生息可能域ではなくなり、枯れるしかなくなります。
人間が植え替えても、樹木が育つ何十年かの間にまた気候が変わってしまうから、まったく意味をなしません。
しかも、この気温上昇は今後もっとスピードを速めていくでしょうから、なおさらです。

北極海の氷が溶けて海水面が熱を吸収し始める場面でも、同じようなことが言えるそうです。

こうなると、もう坂を転げ落ちるように事態は悪化していき、手がつけられない状態になっていくとのこと。
これがポジティブフィードバック。
この状態に入れば、もうどうしようもなくなるそうです。

そういった悪循環を止めて、後戻りできる残された時間が、あと10年だとか。
10年間何もしなかったからといって即人類滅亡という訳ではありませんが、その後100年後200年後には滅亡するのではないかと言われています。

長くなってしまいました。
今後も気候変動問題、考えていきたいと思います。

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by lawyer-nishikawa | 2008-12-01 23:14 | 社会のこと

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