経営相談室研究会にて発表しました

「経営相談室研究会にて発表しました」

中小企業家同友会には、いくつかの委員会等がありますが、そのひとつに経営相談室というものがあります。
ここでは、同友会員のさまざまな経営上の問題について、税理士や弁護士、社労士などの専門委員が相談に乗ることで解決を図ろうとする機関です。

この経営相談室では定期的に相談水準向上のために研究会を行いますが、今回、その研究会でニシカワが発表させていただいたというわけです。

今回のテーマは「労使見解と整理解雇」。

労使問題の究極の場面である解雇、特に経営側の事情で行われる整理解雇の場面を、労使見解の立場から検討しなおそうという、大胆な試みです。

ところで「労使見解」というのは、中小企業家同友会の重要文書のひとつです。

内容を最も簡単に要約すると、経営者責任を前提に、労働者を対等な独立した人格とみて尊重し、対等な関係を構築すべく労使間で徹底的に議論しましょう、という内容です(すいません。ほんとは、もっと格調高く奥深い文書です)。
「人間尊重の経営」という言い方をされたりもします。

この労使見解を整理解雇の場面にあてはめた場合、解雇の問題をどう考えるべきなのか。

ひとつは、「人間尊重」というのであれば、当該職場での労働による自己実現などを強制終了させてしまう解雇は、出来うる限り避けなければならないだろうことが言えると思います。
数々の裁判例で求められている解雇回避努力以上に、そもそもそういった整理自体が必要なのかに遡って考えなければならないということ。

もうひとつは、整理解雇の結果残った従業員が、はたして以前と同じモチベーションを維持して業務に取り組むことができるか、という問題もあります。そうすると、整理解雇という手段で、そもそも経営危機を乗り越えることができるのか

などを中心に議論しました。

しかし、いずれにせよ難しい問題です。
今後も引き続き議論を行っていくこととなりました。


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by lawyer-nishikawa | 2010-07-13 23:05

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